
ブロム酸の濃度について書いてみました
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今回は《ブロム酸の濃度について》
過酸化水素は反応速度が速く
ブロム酸は反応速度がゆっくり
わたしも何も考えずにそのまんま覚えていましたが。。
分子量の大きさが関係しています
※小さいほうが毛髪内部に入っていきやすい
➡️だから、反応速度が早い
過酸化水素
ブロム酸(臭素酸)
調べてみると、ブロム酸の濃度は6%~10%の間で使用されるそうですが
わたしも、今まで気にしたことがなかったんです。
美容師を始めたころは、同じメーカーの同シリーズ商品の1剤2剤をセットで使うってだけで
何にも考えてなかった・・・。
オキシに関しては、6%・3%・2%・1.5% と分けて使うのに、
ブロム酸ってあまり気にしてなかったんですよね。
ブロム酸の濃度の違い
6%のブロム酸
酸化力 ややマイルド
反応速度 緩やか
仕上がり やわらかめ
7%のブロム酸
酸化力 しっかりめ
反応速度 やや早い
仕上がり しっかり固定
でも、強ければいいって訳でもなく、
10%の高濃度ブロムでは、酸化力が強すぎて
ダメージリスクにつながる場合もあるので
髪質やダメージ度合いも考えて使うマニア向け
な感じです(私見では)
10%のブロム酸商品は今は少数派です
(昔は濃度の濃いブロム酸が多かったそうです)
SOCIUS MA-SANKA (RADIANT VENUS 2/BR)
SOCIUSシリーズのブロムは
濃度が7%
こんなかんじです( ´∀` )(笑)
わたしが思う、SOCIUSシリーズを使ったあとの仕上がりのイメージは
『しっとり、柔らかい』です。
実際に、熱ダメージなどでゴワゴワだった私の髪も
やわらかく、しっとりと
大きなカールのパーマがかかりました
現代女性の髪に合った、やさしい還元剤で
髪への負担は最低限に抑えつつ
しっとりと、しっかりカールが出るように
2剤のブロム酸は酸化力やや強めで、
ゆっくり酸化して柔らかいパーマがかかるように
計算し尽された濃度や配合なんだなぁって感じました。
最近、発売された
RV-S MA-HOOに続き
徐々に、SOCIUSシリーズから
RADIANT VENUSシリーズに変更していきます
おたのしみに♡
今日もありがとうございました。
では、また。
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