
【保存版】縮毛矯正と髪質改善、なにが違うの?傷みは?美容師が本音で解説します♡
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サロンでもよく聞かれる質問なんですが
『縮毛矯正と髪質改善ってどう違うの?』
『髪質改善って、傷まないんですよね?』
この2つの施術ですが、似てるようで別ものです
「じゃあ、自分にはどっちが合ってるの?」と迷っている方もいらっしゃると思うので
美容師目線でお話していきます
縮毛矯正って?クセ毛をまっすぐにする構造改革のようなもの
どんな施術をするのか?
縮毛矯正は、クセ毛の原因となる髪の内部構造(シスチン結合)を一度切って、
まっすぐな状態に再構築する技術です。
《具体的には》
①1液(還元剤)で髪の結合を切る
②アイロンでまっすぐに形を整える
③2液(酸化剤)でその状態を固定しキープさせる
仕上がりは?
・しっかり、まっすぐストレートになる
・さらさらでツヤツヤ
・雨の日でも広がらない
※かけ方によっては、ぺたんこになりやすかったり、ナチュラルじゃない仕上がりになることも・・・
ダメージは?
ダメージはあります。特に以下のような場合は注意が必要です
・ブリーチ毛やダメージの酷いかた
・細毛の方や、エイジング毛
※薬剤とアイロンの熱を使うので、見た目はサラサラになるのですがダメージはつきものです
タンパク質変性が起こると固くなったり、ゴワついたりします
髪質改善とは?ツヤとまとまりを与えるメンテナンス系の施術
どんな施術をするのか?
髪質改善は、ダメージ毛や加齢によるエイジング毛、乾燥や湿気で乱れる髪のコンディションを整えるための施術になります。
メニュー内容が美容室ごとに違うので、曖昧な感じで分かりにくいですが・・・
主には以下のタイプがあります
・酸熱トリートメント《グリオキシル酸など》
・サロン専用の高濃度トリートメント
・トリートメント+軽い熱処理
・縮毛矯正とあまり変わらないものもある
仕上がりは?
・自然なまとまり、ツヤ感
・クセは『落ち着く』が、まっすぐにはならない
※すこし扱いやすい髪にしたい人にはおすすめ
髪質改善は傷むのか?
・やり方によっては傷む可能性がある
・酸熱トリートメントは『熱処理が強すぎる』『頻度が多すぎる』『ベースの髪がすでに傷んでいる』と
タンパク質変性をおこして、ゴワゴワになることも・・・
実際に髪質改善を何度かしたら逆にバサバサになったという声も聞きますので
髪の状態にあった処方でしてくれる美容師さん選びも重要です
どっちがおすすめ?
縮毛矯正が合う人
⇩⇩⇩
✅強いクセ・縮毛がある
✅しっかりまっすぐにしたい
✅まとまらない
※そんなにダメージしてないのにぽわぽわしてるのもクセの場合が多いです。
トリートメントがんばってるのに収まらない場合、クセだったりするので
美容師さんにご相談するといいですよ
髪質改善が合う人
⇩⇩⇩
✅元々ストレートの人
✅縮毛矯正した部分のメンテナンス
✅自分のクセは好きだけど、扱いやすくしたい
✅まっすぐにしたい訳ではない・自然な仕上がりが良い
✅ダメージや乾燥が気になる
✅エイジングによるゴワつきが気になる
縮毛矯正も髪質改善も、どっちが優れているというものではなく
髪に合っているのは?なりたいのは?で、信頼できる美容師さんに相談し、
髪の状態を見てもらい、希望を伝えるのが一番かなって思います
参考になればうれしいです。
では、また。
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