
【医薬部外品】登録のパーマ液と、【化粧品】登録のパーマ液の違い
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『医薬品』と
『医薬部外品』登録のパーマ液と
『化粧品』登録のパーマ液
の違いは?
医薬品
病気の治療・予防・診断を目的にし、医師が処方箋を書いてだすお薬をいいます。
有効成分の効果が厚生労働省から有効性と安全性を厳密に審査し認可されているもの。
パーマ剤はこの分類にははいりません。
医薬部外品
医薬部外品は軽度の症状の予防・衛生・美容を目的とするもの。
効果や効能は認められてはいるが、病気やケガをを治すものではなく、予防に比重をおかれたもの。
パーマ液は「病気の治療」ではなく、外見を変えるための美容目的として使用されるもの
しかし、毛髪内部にシスチン結合の切断・再結合という
ある程度の効能と安全性の保障が求められるため
『化粧品』よりも強い作用を持ちつつ、『医薬品』ほど厳密な審査は不要な
医薬品と化粧品の中間の『医薬部外品』として分類されます
■チオグリコール酸 ■システイン
化粧品
■システアミン ■チオグリセリン
などの成分を使用した
化粧品登録のパーマ液はコスメパーマともいわれ
作用がやさしく
化粧品として位置づけられていますが
昔のコスメパーマは
チオグリコール酸換算2%未満
に制限されていたので、
ダメージ毛にしか使えない薬だったんです
健康毛には薬の力が弱すぎてかからないくらい
2009年に基準改定されて
カーリング料の還元剤の配合可能濃度が
7%未満に規制緩和されました
⬇️
・・・ということは
医薬部外品のパーマ液に近い
化粧品部類のカーリング料が増えた
そうなると医薬部外品のパーマ液よりもきついのがあるのも事実
コスメパーマと言っても健康毛でもかかっちゃうくらい強いパーマ液もあるんです。
美容師さん:『化粧品』登録のパーマ液だから、髪に優しいんですよ
⇩
お客様:「化粧品登録って事はやさしいんだぁ。じゃあ髪も傷まないのね」
と、お互いに解釈していることも多いと思います
安心して安全にパーマをかけるには、還元剤の種類だけではなく
濃度、アルカリ度、pH、チオ換算なんかもわかると安心ですよね
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