髪のダメージを見極める!『ダメージセルフ診断のやりかた』
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わたしの髪って、健康なのかな・・・?ダメージしてるのかな・・・?
そんな疑問ありますよね。
今回は簡単にお家でもできるセルフチェックについてご紹介いたします
それには、まず親水毛と疎水毛について、説明しますね
『親水毛』とは?
親水毛とは、髪が水分をとても吸いやすい状態の毛髪のことです。
本来の健康な髪は、表面のキューティクルがしっかり閉じていて、必要以上に水を吸い込みません。
でも、ダメージが進んでしまった髪はキューティクルが開いていたり、壊れていたりして
内部のたんぱく質が流出し、髪の内部にできた空洞にまで水が入りやすくなります。
その結果、髪が水を吸いこむような状態になり、『親水毛』と言われます。
親水毛になるとどうなるの?
・髪が濡れるとすぐに水を吸って、乾かすときになかなか乾かない
・水分を吸って膨らむので、広がりやすく、うねりやすい
・カラーも浸透しやすいけれど、色が抜けやすく、もちが悪い
例)プールで使うビート板と、食器洗いスポンジをイメージしてください
◇ビート板は、密度が高く、表面のコーティングがあり、水が染み込まずに浮かぶ
◇食器洗いスポンジは、密度が低く、表面のコーティングがなく、水が染み込み沈む
やわらかい髪(軟毛)=親水毛なの?
これは、必ずイコールではなくて
・軟毛は「髪の太さ・硬さ」のことで、生まれつき細くて柔らかい髪
・親水毛は「水分や薬剤の浸透性が高い状態」のこと
軟毛でも健康でキューティクルが整っていれば、必ずしも親水毛ではありません。
※ただ、軟毛はキューティクルが薄い傾向があるため、
薬剤や摩擦でダメージを受けやすく、親水化しやすいんです
ダメージ毛=親水毛?
こちらは、ほぼイコールに近いです。
・ブリーチや縮毛矯正を繰り返した髪の毛は、キューティクルが損傷して、内部のたんぱく質も流出しています。
・その結果、薬剤や水分を吸い込みやすい『親水毛」になっていることが多いです。
まとめ
■軟毛=親水毛 ⇨ ではない(ただし、親水化しやすい性質がある)
■ダメージ毛=親水毛 ⇨ ほぼそうと言える(ダメージが強いほど親水化)
お家でできる簡単チェック方法
★抜けた髪でいいので、コップなどの水に入れる(シャンプー後の濡れた髪の毛でも大丈夫)
⇩
・すぐ沈む・・・親水毛(ダメージあり)
・浮いたまま or ゆっくり沈んでいく・・・疎水毛(健康毛)
★ドライヤーの時間
⇩
・乾くのに時間がかかる・・・親水毛(ダメージあり)
・比較的早く乾く・・・疎水毛(健康毛)
★触感・質感のチェック
⇩
・【乾いてる時】ゴワつく、がさつく
【濡れている時】しなっとなる・・・親水毛
・【乾いてる時】しなやか・ハリコシがある
【濡れている時】濡れていても芯がある、キュッときしんだ摩擦感・・・疎水毛
『濡れてキュッとするから傷んでいる』と誤解
されやすいのですが、実は逆で、
それは、疎水性=健康毛の証拠なんです
子どもの髪がそうですよね![]()
今日は、健康毛(疎水毛)か、ダメージ毛(親水毛)かの
チェック方法✅についてでした![]()
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見切り発車でのスタートですが、温かく見守って応援してくださると嬉しいです
今日もありがとうございました
では、また。
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